山下レディースクリニック
孵化補助(AHA)
2011年2月1日
孵化補助(AHA)のデメリットはありますか?
AHAを行う方法はいくつかあり、施設によって異なっております。方法によっては、ごくまれに透明帯に開けた穴に胚がひっかかり、うまく出てこれないケースがあります。また、分割期の胚に大きく穴を開けた場合、細胞が出てきてしまう可能性もあります。さらに、薬剤を使って透明帯を薄くする方法では、胚への影響が懸念されています。
これらの問題を回避するため、当クリニックでは、レーザーを使用したAHAを行っています。この方法には、透明帯にあける穴の大きさやどの程度まで薄く削るかを、胚の状態に合わせて加減できるという利点があります。分割期には、透明帯を薄く削り、わずかに残していますので、細胞が飛び出ることはありません。また、着床期の胚盤胞には、大きく穴を開けているので、胚がひっかかることもほとんどありません。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
私は無月経・無排卵で、他のクリニックで4回、注射で排卵させ、タイミングを取りました。でも、4回共に、卵巣がすごくはれ、妊娠したら母体の命にもかかわると言われました。その後こちらのクリニックに、来院し、先生とお話し、すぐにIVFをすすめられました。いきなりのステップアップで、とてもビックリし、迷いましたが、先生の説明で自分の体の状態を理解でき、トライしました。一度目で妊娠でき、本当に感謝しています。本当にありがとうございました。
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