山下レディースクリニック
移植について
2008年2月26日
こんばんは。
昨年6月に採卵しその後移植の日程が合わなかったり
無排卵だったりで移植が伸ばし伸ばしになっていました。
1月はドオルトンで生理をこさせ、今月も
低温期が続くためプラノーバル錠を処方され
飲み始めました。
まだ3日目で体温はそんなにあがっていません。
その後の生理来てから飲むプレマリンとルトラールを
いただいてきました。その高温層3日目よりスプレーキュア
とのことです。
黄体ホルモンが十分に働いてないと思うのですが
移植に向けて準備してしまって大丈夫なんでしょうか?
薬づけな感じもします。
薬ばかり飲んでると妊娠しにくくないですか?
不安です。
先生教えてください!お願いします。
凍結していた胚を子宮内に戻すためには、子宮内膜を着床しやすい状 態に整えなくてはいけませんが、その方法には大きくわけて二通りあるのです。ほとんどご本人が分泌するホルモンのみで子宮内膜の環境を整える自然周期胚移植と、ホルモン剤をつかって理想的な子宮内膜の状態に整えるホルモン補充周期胚移植(HRT−ET)です。
『はな』さんが試みておられる方法は、後者にあたります。前者の自然周期に凍結融解胚を戻す方法は、月経周期が規則的で、ホルモン補充を行わなくても卵胞ホルモンや黄体ホルモンが十分に分泌されている人でなければ難しいため、『はな』さんには、やはり現在実施中のホルモン補充周期胚移植が向いておられると思いますよ。黄体期には十分な黄体補充が行われるはずです。
この場合に使われているホルモン剤は、あなたの妊娠を後押ししてくれ る薬です。どうかリラックスして胚移植に臨んでください。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
結婚してから10年間、待ちに待った赤ちゃんを授かる事ができました。山下先生に出会うまで、色々な先生方にみて頂きましたが、山下先生の温かいお人柄にはげまされ、ストレスなく治療を頑張れました。本当にありがとうございました。もし、2人目がほしくなったら また山下先生にご相談させて頂きたいと思います。
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