山下レディースクリニック
胚盤胞
2009年9月6日
8月26日にグレードACの(受精卵の中がA、外側がC)の胚盤胞を1つ移植しました。今日が判定日だったのですが尿検査の結果陰性でした。担当医からも今回妊娠するだろうとのことで、生理の兆候もないため私自身期待が大きくとても残念に思いました。今回は新鮮胚移植のため、後2つグレードがBBとBCの胚盤胞の凍結卵があり再来週期で戻そうと思うのですが、先生は今回のことがあるためホルモン補充による移植を行ったほうがいいだろうとの説明をうけました。グレードとしてはあまりよくわないと思うのですが今回は2つ移植してみようと思います。次回の移植を行った場合一番妊娠率がたかい方法はやはりホルモン補充なのでしょうか?今回移植の前と後でHCGとプロゲテボを1日おきに3回投与しました。また、次回行った場合今回よりも妊娠の期待はもてるのでしょうか?長文となりましたがご回答よろしくお願いします。
卵巣刺激を行った周期は、子宮内膜側のインプランテーション・ ウインドウ(着床の窓)が開く時期が前倒しとなり、移植日よりも前に着床に最適な時期を迎えてしまう可能性があるとされています。次回、凍結融解胚移植を行うにあたっては、子宮内膜をベストの状態に整えられたほうがいいと思いますので、やはり第一選択としてはホルモン補充周期に戻されるのがいいでしょう。
なお、妊娠率についてですが、次回は確かに胚のグレードが今回よりも落ちますが、移植数は2個に増え、子宮内膜を整えてから戻されることになりますので、多くのファクターが変わってきます。申し訳ありませんが、今回と比べて、どちらのほうが妊娠の期待が持てるかを単純に比較することはできないのです。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
最初は不安で、薬の副作用がつらかったりして、『もうやめたい』と思った事もありましたが、妊娠がわかった時、そんな辛かった事もフッとんで、うれしさでいっぱいでした。あきらめずに、最後まで頑張れてよかったです!先生、看護婦さんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
©山下レディースクリニック