山下レディースクリニック
受精卵を戻す日
2010年1月20日
昨日採卵をしました。
今日の受精確認では4個受精卵ができていました。
明日の午前中に受精卵の成長具合を聞き、それによって明日の夕方に移植すると言われましたが、
@移植するのは早いでしょうか?
胚盤胞になるまで培養してもらってからの方が着床の確率は高いと聞きますが、費用もかかるので躊躇しています。
A採卵した日からルトラールを2錠×3回の1日6錠飲むように処方されましたが、多すぎではないですか?
今までのAIHの時は1錠×3回の1日3錠だったので、身体に影響がないか心配です。
前回の移植の時にしていた1日おきのプロゲストロンの注射は今回はナシです。
こちらのご質問には、当スクリニックの胚培養室長・岩山がお答えします。
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受精卵の成長具合によって早く移植するというのは、体外で胚盤胞にまで成長しそうなら継続培養し、そうでなければ早めに体内に戻してやろうという選択ではないでしょうか?
もちろん胚盤胞にまで成長すれば、それなりの着床率は期待できますが、すべての受精卵がそうなるわけではありません。受精卵の発育状況を見つつ、主治医とご相談なさるのが良いでしょう。
凍結の時期は、胚盤胞期が良いと思います。胚盤胞まで成長するということは、それなりの生命力を持った受精卵ということになります。選りすぐりの受精卵を凍結することが、効率的で可能性のある治療につながると思います。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
2年間県外からかよっていました。やめてしまおうと何回も思いましたがクリニックへ来て、先生や看護師さんへお会いするたび、頑張ってみようと思い直せるような、はげましや、勇気をたくさんいただきました。信じていれば大丈夫です。私もこれから新たらしい第1歩を踏み出します。たくさんの力をいただきありがとうございました。無事に出産するよう頑張ります。
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