山下レディースクリニック
体外受精
2008年1月14日
先生はじめまして。
私は38歳から不妊治療をはじめAIH3回体外受精2回(うち1回は凍結胚盤胞移植)行いましたがいずれも撃沈でした。胚盤胞移植の際には内膜も十分(15mm)で胚盤法もハッチングしていてとても良い具合だったのに結果かすりもしませんでした。
これから出来うる限りの時間がんばっていくつもりですが、先生の印象では体外受精は何回くらいまでがチャレンジする価値があると思われますか?よく6回目で成功くらいはネットなどでも見かけるのですがそれ以上だとあまりないような気がします。
いつまでもうまくいかないのでは。。と不安な日々です。仕事をしていてBT翌日から忙しく働いたりするのが良くないのでしょうか?
不妊治療というものは、ゼロ(残念)か満点(妊娠)かで、費やしてきたものが、決して積み重ねられないところが辛いところですよね(夫婦の絆は、強くなりますが)。
『MAGALI』さんの場合、胚が胚盤胞まで育たれていて、グレードもいいのであれば、もう少し続けてみられる価値はあると思います。凍結胚盤胞移植での移植数を再検討してみるなど、主治医の先生とよく話あってみてください。
体外受精で妊娠されている方の多くは、6回目頃までに結果で出ていますが、それ以上がんばったからこそ、赤ちゃんに恵まれた方もいます。女性の年齢が上がるにつれて、妊娠率は低く、流産率は高くなります。そのような状況の中、治療に体力や治療費、そして時間を、どこまでかけることができるのか、それを最後に決めるのはご夫婦の価値観だと思います。
なお、ET(胚移植)後のお仕事の件ですが、ご心配にならずとも大丈夫ですよ。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
私は、子宮筋腫・卵管水腫の手術をして、4回目の体外受精で赤ちゃんを授かる事が出来ました。無理なんじゃないかと泣いた時もありましたが、山下先生やスタッフの皆さんに励まされ、今日卒業する事が出来ました。通院されてる皆さんも先生や看護師さんに不安な気持ちを伝え、一緒に乗り越えて頑張って下さい!!
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