山下レディースクリニック
IVFについて
2008年1月17日
はじめまして。治療歴2年の、31歳主婦です。
数年前より生理痛が悪化し、おととしの秋に卵管炎になり、
その後の卵管造影検査で右側卵管の閉塞(左側もあやしいです)が分かりました。
子宮内膜症・子宮筋腫・PCOSを診断されています。
今でも生理痛がひどく(特に右卵管あたり)、生理時は5時間おきにロキソニンとブスコパンを飲用しています。
一般不妊治療から始まり、左卵巣からの排卵に合わせてAIHを3回行いましたが、全く結果が出ず、今少し休憩中です。。
排卵まで日にちのかかる事が(20日以上)以前より増えたように思いますが、排卵はしているようです。
クロミッドや、フェルチノーム注射を使うと14日くらいで排卵します。基礎体温は正常です。
先生にお伺いしたいのですが、そちらで体外受精をお願いさせて頂く場合、卵管造影など、検査をもう1度行わねばならないでしょうか?
土曜日曜の採卵・移植はされていますでしょうか?
あと先生のご方針では、卵巣刺激法はロング法との事ですが、ショート法だと、OHSSになるリスクは高くなるのでしょうか?2度目の採卵時にはロング法にした場合など、効きが悪くなったりするのでしょうか??
お答え頂けると本当にありがたいです。
お忙しい中、申し訳ありません。何卒よろしくお願い致します。
体外受精へ進まれるのであれば、子宮卵管造影を再度行う必要はありませんよ。土曜日にも、採卵、胚移植は行っています。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の方は、ご本人の黄体化ホルモン(LH)の値が高く、卵巣刺激を行うことによってOHSS(卵巣過剰刺激症候群)になるリスクが高いため、私のクリニックでは、即効性のあるGnRHアンタゴニスト製剤(排卵をコントロールする注射薬)を用い、排卵誘発剤の量を加減した安全生の高い低刺激をおすすめしています。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
治療に通い始めて2年でようやく待望の赤ちゃんを授かる事ができました!徐々にステップアップし、初めての顕微授精、凍結胚移植で陽性反応を見る事ができました。山下先生の人柄が大好きで、治療中、通院するのが全く苦ではありませんでした。先生をはじめ、看護師の皆様、スタッフの皆様の優しい心遣いがとても嬉しかったです。本当にお世話になりました。無事に出産し、また2人目もよろしくお願いします!!
©山下レディースクリニック