山下レディースクリニック
体外受精について・・
2008年3月26日
前回の質問では、本当に丁寧にお答え頂きありがとうございました。どうかもう一度質問させて下さい。
今日の診察で先生から『体外受精』を進められました。
私は左の卵管に癒着があります。
その為『右側』が排卵した時にタイミング法をすれば妊娠の可能性があると言われたんですが、治療を始めて半年、排卵したのは全て左側、そして今日の診察でも左でした・・
※タイミング法は毎回試みました。
先生の話では未成熟?で右側が排卵することは無いかも・・
と言う話でした。その為『これ以上の指導は出来ない
体外受精に踏み切ることを考えて』、と言われました。
治療のステップアップを図るタイミングとして
先生の判断は妥当なものなのでしょうか?
どうかご意見をお聞かせください。
よろしくお願いします。
左の卵管は、通過性は確保されているものの卵管周囲に癒着があるということでよろしいでしょうか? その状況下で、タイミング指導を半年受けてきたけれども、常に左側の卵巣から排卵があり、妊娠にいたらなかったのですね。
卵管周囲に癒着が生じる原因となった炎症が、卵管内の機能を損ねている可能性もありますので、早めに体外受精に進まれることには基本的に賛成です。
ただ、晴子さんが35歳以下で、まだ排卵誘発剤を使われたことがないようであれば、刺激周期でのタイミング療法を試してみるという選択肢もあります。それでも右の卵巣から排卵が起こらないようであれば、主治医の先生のおっしゃる通り体外受精に進まれるほうがいいでしょう。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
山下先生、スタッフの皆様いままで有難うございました。皆様の心優しい丁寧な対応のおかげで通院を続けることができました。ベビ待ち3年、山下レディースクリニックさんに通院し始めて1年半程が経ち無事に卒業することとなりました!!夫婦共に異常はなかったですが、タイミングでは上手くいかず、最終的には2度目の体外受精にて妊婦することができました。なかなか授からなくて不安な日々を皆さんも過ごされているとは思いますが、諦めずに先生としっかり話してほしいと思っています。赤ちゃんを望んでいる皆様に赤ちゃんが宿ることを願っています。
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