山下レディースクリニック
腺筋症のある場合の体外受精について
2008年10月25日
35歳で腺筋症と内膜の癒着があります。
また三年前に体がんになりましたが、ヒスロンHと内膜掻爬で子宮を温存できまし
た。
不妊治療を始めて二年半弱になります。
この期間中も、三ヶ月に一回程度の体がんの定期検査があり
今年二月からは腺筋症治療でナサニールを使いましたので
有効であった周期は10回強になるのではないかと思います。
この期間に三度、人工受精をしました。
いま不妊治療でかかっている病院(専門病院ではない)では
腺筋症が広範囲であるため、着床が困難である。
体外受精をした場合でも、妊娠する確率は変わらず、あまり意味がないだろう。
といわれています。
Q&Aを拝見したところ、腺筋症であっても内膜の厚さが十分であるなら悲観しなくて良い旨、先生がご回答なさっています。
私は、厚さは、問題がないと聞いていますが、表面が硬いといわれています。
妊娠の可能性はやはり低いのでしょうか。
本来なら摘出されていたであろう子宮と卵巣を
様々な要素が上手く作用して、「子供を一度だけ産んでもいい、その時に摘出しよう」と言われ、運良く温存したのですから
納得できる治療を採択していきたいのです。
体外受精で、無事、受精し、着床するかどうかは、『はっぱ』さんご夫婦に限らず、誰しもがやってみなければわかりません。私は、お二人が納得される治療を受けられるべきだと思います。一度、早いうちに体外受精を試してみられていかがでしょうか?
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
結婚7年目にして、赤ちゃんを授けていただき、ありがとうございます。初めての診察の時から山下先生にお任せしょうと、とてもわかりやすく的確にお話していただきそう感じました。体外受精の治療をはじめて5カ月というはやさで卒業となり本当にありがとうございました。2人目もおねがいしたいと思います!ありがとうございました。
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