山下レディースクリニック
妊娠初期の運動(体外受精)
2008年12月8日
こんにちは、お世話になります。
自然周期の凍結胚盤胞移植にて妊娠し、現在6週の36歳です。移植後とくに安静にすることなく普通に生活しています。出血等なく今のところ経過は順調です。
お伺いしたいのはこの時期の運動についてなのですが、駆け足や階段の上り下りは流産の危険性を高めますか。
初期の流産のほとんどは受精卵の異常が原因と認識していますが、不必要な運動は避けた方がいいのでしょうか。(肥満気味のため運動不足が気になります。散歩程度だと物足りません。これから運動を始めるのではなく妊娠前から運動してました。)
また自然妊娠と比べて体外受精は流産率が高くなると聞きますが、体外受精が理由で安静が必要になることもあるのでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが先生のご意見をお聞かせください。どうぞよろしくお願いいたします。
体外受精という技術による妊娠だから、流産率が上がるのではありません。自然妊娠された方々の平均年齢にくらべて、治療のすえ体外受精でようやく赤ちゃんを授かられた方々のほうが、平均年齢が高いことが、体外受精での妊娠の流産率をいくぶん高くしているものと考えます。
これまでも運動されてきた方であれば、疲れない程度に身体を動かされる分にはかまわないと、私は思いますよ。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
山下先生、スタッフの皆様一年間本当にありがとうございました。通院当初は体外受精までしなくても子供を授かると思っていましたが、人工を5回挑戦してもできず、かなり落ち込みました。そんなときにスタッフの方から「あなたなら体外の治療に耐えられるわよ」と励ましていただいて挑戦することにしました。2回目の胚移植でついに妊娠!!皆様、絶対あきらめないで下さい。
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