山下レディースクリニック
体外受精
2009年7月31日
1年前に内膜症の為ラパロを受けています。
それから、半年間タイミング治療を行いましたが、
卵巣にも癒着があった為か術後、未破裂性卵胞になる事が多くなり、そうこうしている間に再発してしまいました。
現在は体外受精をしておりましすが、たくさん卵を育てる為に
注射を何本も打って(HMG)も1個とか2個とかしか育たず、自然周期クロミッドで試しましたが、3個でき採卵できたのは一個でした。
毎回、採卵しなくてはいけない状態で、次はこうしてみようと
いろいろと試してもらいましたが、結局は数は増えません。
私のような場合はたくさん卵を育つ事は無理なのでしょうか?
普段の生活でも努力できるところはありますか?
卵巣の反応性で、排卵誘発剤に反応して育ってくる卵子の数が決まります。残された卵子のストック量と相関のあるAMH(抗ミューラー管ホルモン)を測定することで、卵巣の予備能力と、排卵誘発剤への反応性が推測できます。AMH は年齢を重ねると下降し、いったん減ってしまうと再び大きく増えることはないのです。やはり『ぽぽ』さんの状況では、クロミフェン製剤に少量のhMG を加えるなどして、ゆるやかな卵巣刺激を行っていかれるのがベストでしょう。
薬ではありませんので劇的な変化は期待できませんが、卵子の質の低下を少しでもくい止めるために、サプリメントの『DHEA』を服用されてみてもいいかも知れません。また、骨盤内の血行をよくするために、半身浴や適度な運動を継続されるのもいいでしょう。
いい結果が出ますように!
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
最初、YLCを訪れた時「顕微授精でしか無理です」と言われ、絶望感をもったのですが、顕微授精をすると決断してからは先生及び看護師さんの適切な処置、アドバイスのおかげで見事1回目の胚移植で新しい命を授かることができました。自分でも思った以上にはやく結果がでた事に驚いたと同時にYLCを卒業することを淋しく思う程です。短い間でしたが、山下先生及び看護スタッフの皆さんの笑顔に支えられた日々でした。本当に色々と有難うございました。
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