山下レディースクリニック
黄体非破裂卵胞とピルについて
2010年5月25日
4/19に二度目の子宮外妊娠で腹腔鏡の手術をしました。
5/16から基礎体温が高温期に入った(高温期に入った時点では排卵確認していません。)のですが、本日内診で20mmの卵胞があると言われました。内膜は12mmでした。
医師からは現在排卵直前の状態で今日から約2週間後くらいに生理が来ると言われたのですが、本日の排卵検査薬も陰性のままですし、グラフ上は既に高温期。LUFではないのでしょうか?
今後はIVF予定で、次の生理が来たらピルを内服し、その次の生理から採卵準備に入るといわれたのですが、今回の卵胞がLUFだった場合放っておいて良いのでしょうか?今回の生理を待たずにピルを内服することは意味がないのでしょうか?
排卵確認の受診がないためこのまま放置して生理を待つべきか悩んでいます。
LUFが発見された場合、すぐに何か治療をすることはないのでしょうか?
一刻も早くIVF準備に入りたいのですが、このような状況になってしまいアドバイスいただきたいです。
高温期1週間目の超音波検査で、まだ直径20ミリの卵胞が確認され、排卵直前と診断されたのですね。仮に『黄体化非破裂卵胞(LUF)』であったとしても、 月経は通常通り起こりますので、しばらく様子をみてください。
もしも、30日頃に月経が起こったのであれば、16日前後に黄体化が起こっていたことになります。仮に、今回確認された卵胞が残留卵胞であったとしても、ピルの服用で消えることになると思いますので、特別な処置は必要ありませんよ。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
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山下先生にお世話になるようになり1年半近くが経ちました。流産を経て、先生のお力でまたすぐに妊娠することができました。看護師の方々、培養士の方々、受付の方々もいつも笑顔で接して頂き、治療に来るのが心地良く感じました。皆さまも、どうか山下先生を信じて希望を持って下さい。
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