山下レディースクリニック
体外受精の培養液について
2011年3月24日
培養液について教えてください。
受精卵の培養液はどこの病院も同じなのでしょうか?
各病院、違うものを使っているのでしょうか?
培養液によって胚のグレードや胚盤胞まで到達する割合が変わってくることはありますか?
またICSIの場合、病院によって技術の差というのはやはりあるのでしょうか?
病院選びをする際、培養室のことまでは情報が得られず悩みます。
培養液の基本となる成分はほぼ同じですが、数多くの製品や組み合わせがあり、各施設ごと異なったものを使用しています。各施設ごと、培養環境や胚の成長段階と一番相性の良い培養液を使用しています。
また、ICSIですが、やはり技術者によって多少の差がでますが、どの施設でも差が出ないように努力されていると思います。当院では、ピエゾマイクロマニュピレータという機械を使用した、ピエゾICSIを行っています。ピエゾICSIは、技術者による差が出にくい方法となっています。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
仕事をフルタイムでしながらの治療は、時間的・体力的にも厳しいものでしたが、山下先生やスタッフの方々のあたたかいお声掛けのお陰で乗り切る事が出来ました。今は、妊娠している事がまだ信じられない状態ですが、現在治療中の皆様にもいつの日かこうの鳥さんがやってきますようにお祈りしております。山下先生・スタッフの皆様ありがとうございました。
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