山下レディースクリニック
体外受精で授かった子供について
2011年5月16日
自然妊娠と体外受精で授かった子供で
遺伝子異常や奇形(ダウン症 生まれつきの疾患等)の
確率は違いますか?
またそれらの違いで 妊娠中 出産 子供 について
その他のリスクに違いはありますか?
体外受精を今がんばっていますが
授かった後のことが心配になっています。
ネットで体外受精の説明をうけてきたという書き込みに
体外受精のほうが障害児が少ないときいてきた方がいたり
出生前検査は体外受精で授かった方が受ける場合が
多いとか伺ったりして どの情報を信じていいのか・・・
困って質問させていただきました。
赤ちゃんがハンディキャップを持って生まれてくる確率は、自然妊娠でも体外受精でも変わりません。偶発的な染色体異常の発生は、女性の加齢による卵子の質の低下が、もっとも大きく影響するファ クターだとお考えください。
男性不妊のごく一部に、Y染色体の遺伝子の微小欠失が原因となっているケースがあり、この場合には児が男子の場合には遺伝することになりますが、重症度は親と児では異なります。
また、もともと遺伝的な問題を抱えているご夫婦で出生前診断を受けたいと希望される方々は、体外受精を選ばなければ調べられませんので、そのあたりのいきさつが理解されておらず、誤解を生む情報が流れているものと思われます。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
山下先生にお世話になるまであきらめておりましたが感謝の気持ちでいっぱいです 落ち込むことも多々ありましたが 皆様も先生を信じて あきらめず 頑張って下さい先生はじめ看護師さん受付の方、培養士さん本当にお世話になりました。
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