山下レディースクリニック
体外受精・流産後の生理周期の乱れについて
2011年6月14日
先生こんにちは。
先日体外受精ののち、7週で流産していまいました。
現在は次の凍結胚盤胞移植に向けてお休み中です。
ところで、生理周期について質問なのですが、
普段は31日〜35日の間くらいにもかかわらず、
先周期は37日と長く、今周期に至ってはは現在低温期27日目です。
体外受精・流産後の生理周期はこのように乱れるものなのでしょうか。
またこの状態のまま、次の胚盤胞移植に望んでも大丈夫なのでしょうか。
担当医からは、移植を行いたい周期の生理が始まったら連絡するように、と言われています。
診察を受けてもいない中のご相談で恐縮ですが、
先生のご意見をお伺いできますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
体外受精で妊娠されたのに、流産されてしまったとのこと。『さやか』さんの辛いお気持ち、お察しいたします。
流産後は、ホルモンバランスが乱れがちですので、月経周期が普段と違うのはよくあることです。凍結融解胚移植を行う際は、自然周期に戻す方法とホルモン補充周期に戻す方法があります。後者を選択されるのであれば、ホルモン製剤を用いて理想的な子宮内膜をつくりますので、ご本人のホルモンバランスの乱れは問題になりませんよ。次は、無事に妊娠を継続できるといいですね。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
40才の不妊治療をスタートし なんとか6ヶ月で妊娠する事が出来ました。不安と挫折しながらでしたが 先生やスタッフの方々の言葉や笑顔に支えられながら、なんとか乗りこえられました。感謝しております。有難うございました。私は何でも相談出来た事が今回の結果につながったと思っています。これから頑張る皆様も、元気を出してチャレンジして下さい。
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