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体外受精刺激法について

2011年6月22日

いつも参考にさせていただいています。
今回もよろしくお願い致します。

現在、33歳で多嚢胞卵巣気味と言われており自然での排卵は
なかなか難しい状態です。
メルビンをもう１年以上飲んでいますが、
あまり改善はされていません。
主人は前進率のみ悪く10パーセント程度です。

今まで体外受精を4回行いました。
ロング法、アンタゴニスト法、クロミッドでの採卵、
全て顕微法でしましたが、良好胚が得られません。
数は20個とかとれるんですが
（クロミッドの時は5個でした。）
成熟卵がいつもその半分くらいしかなく、
その後受精して良好胚になるものは、
１回の採卵で多くても1〜2個あれば良い方で、
胚盤胞に育ってくれたことは一度もありません。

通っているクリニックでは胚盤胞での移植を勧めているので、
毎回移植すら出来ない状態で途方に暮れています。

こんな簡単な説明で分かりにくいかと思いますが、
先生なら次はどういう風に治療を進められらますか？

よろしくお願い致します。

追記：今年の1月にあまりに良好胚が得られないのを担当医が不思議に思われて、夫婦の染色体検査を行いましたが夫婦とも異常なしでした。

　刺激法を変えながら４回採卵されるも、なかなか胚盤胞が得られないとのこと。
気がもめる状況とお察しします。
　妊娠できるか否かは、良い胚ができるかどうかが一番重要なポイントだと思います。何回チャレンジしていただいても良い胚ができない方は、私の患者さんも中にもおられ対処に苦慮しております。生活習慣、サプリメント等自分なりに体調を整えることも併用され、次回もアンタゴニスト法でチャレンジされたらいかがでしょうか。

<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。

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