山下レディースクリニック
ピルと誘発について
2012年1月6日
山下先生こんにちは
ピルと不妊治療のことでおききしたいことがあります。
数回のIVFでも特に悪いところがないのに着床すらしたことがありません。(40歳)
次回は体外受精をする前に卵管留水腫(腹腔鏡)の手術をしてその後誘発予定です。
生理不順(かなり遅い)のため手術日と重ならないように21錠タイプのピルを飲み始めました。(Cycro-Progynova)
1箱目を飲み終えてから23日後くらいが手術日なので今のところ2箱目以降は飲まない予定です。
手術後の生理は何もせずその次の生理と同時に誘発予定です。
そこで質問なのですがピルを飲む飲まないで翌周期の誘発に影響がありますか?
ピルで月経日をコントロールすれば体外受精の日程も組みやすいのでもし影響がないのであれば手術前後も(誘発周期直前まで)飲むことも考えています。
あと、手術後はもっと期間を置いたほうがメリットがあると思われますでしょうか?
年齢のこともあり今回万全を期したいのでぜひ
先生のご意見、アドバイスを聞かせていただけると助かります。
前周期にピルを服用することは比較的一般的なやり方ですがそれぞれメリット、デメリットがあります。メリットは、スケジュールのコントロールができることや刺激周期に残留卵胞ができないという点などです。また、デメリットとしては、卵巣予備能が低下している方にとっては卵胞発育が悪くなる心配があることだと思います。その点を踏まえて、主治医とよく相談してください。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
1年前に、自然妊娠では、赤ちゃんが授かることは難しいとのことで、山下先生に私達夫婦の‘‘希望‘‘をたくしました。辛い事もありましたが、先生はじめ看護師さんや受付の皆様の優しさに何度も助けられました。授かった命を大切に慈しみ、これからも頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。
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