山下レディースクリニック
hMGについて
2008年12月2日
お忙しいところ教えてください。
クロミッドとルトラールでタイミング療法を半年していましたが、妊娠しなかったため、今回はhMG−hCG療法に切り替えることになりました。
周期9日目と12日目に筋肉注射(名前が分かりません)を打ちましたが、13日目でも12ミリだったため、注射を替えようとhMGフジセイヤク150を1日おきに3回打ちました。
次回調べて良さそうならhCGで排卵させると言われましたが、19日目の今日、22ミリで内膜も厚くなっていましたが、左に3個、右に5個卵胞が確認できました。(普段は1個か2個です)
数日前からお腹も張っている状態です。
hCGで排卵させるとOHSSが起こりやすいからと今回は注射を打たず自然排卵を待つことになりましたが、自然排卵でもOHSSになる可能性はどれぐらいありますか?
多児の可能性もあると言われ、妊娠成立するのかどうなのか不安な気持ちです。
熟成した卵が複数できた場合には、hCGを使わずとも、多胎妊娠になる可能性はあります。タイミング法やAIHといった一般不妊治療では、排卵する卵子の数を調整できませんので、多胎妊娠を避けるためには、多くの卵が成長してしまった周期は避妊をする以外に方法がないのです。
念のために排卵時期が近づいてきたら、排卵検査薬をお使いになり、hCGを打つ前に陽性が出た場合には、24時間以内に排卵が起こる 可能性が高いので、できる限り早く夫婦生活の機会を持たれておいたほうがいいと思います。ご希望の場合は、主治医にご相談になってみてください。またhCG予定日まで、排卵検査薬が陰性のままであった場合には、主治医の指示どおり、hCG当日と2日後でよいと思いますよ。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
若くして結婚しましたがなかなか子供を授かることが出来ずに、気がつけば19年になろうとしていました。様々なクリニックを転々とし、最後にこちらに辿り着きました。そして偶然にも結婚19年目の記念日に妊娠判定を頂きました。奇跡が起きたと思っています。そして何より山下先生に出会えていなければこの奇跡にも出会えていませんでした。本当にありがとうございました。これからの人生が楽しみになりました。
©山下レディースクリニック