山下レディースクリニック
クロミッド+HMG+HCG治療の副作用について
2008年12月17日
先月から初めて不妊治療を受けました。
11月14日から5日間月経があり、5日目の18日から22日の5日間、クロミッドを服用しました。
クロミッドの服用が終了して2日目の25日より不正出血と下腹部膨満・痛みが出現し、26日に受診。「出血の原因は不明だが、心配ない、卵子の発育がまだなので」とHMG注射を受けました。
28日に再受診しHCG注射をし、29日に夫婦生活をもちました。
不正出血は、14日間で止まりましたが、下腹部痛と緊満感が持続していて、先生は「腹水の貯留と卵巣の肥大がみられる。卵巣は徐々に大きくなっていて、左右ともに今は直径110mm。治療方法はないので我慢するしかない」と言いました。
治療は、無いのでしょうか?
サイズ的に、かなり腫れていると思うのですが、どの位までなら大丈夫なのか不安です。
今回、妊娠してなかった時にと、次回分のクロミッドを渡されました。今回の不妊治療は、出血・痛みと、とても辛かったのですが、方法は、これしか無いのでしょうか?
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)と思われます。スカートが入らないほどおなかが膨らんできたり、尿が出にくくなるようなことがありましたら、至急、受診されてくださ い。
11月末に、本当に排卵があったかどうか検査は受けられたのでしょうか? 予想どおりに排卵されている場合、妊娠されているものならば、すでに妊娠検査薬で反応が出る頃です。ご確認になってみられてはいかがでしょうか? OHSSは妊娠によって症状が悪化する傾向がありますので、もしも妊娠されているようであれば慎重な経過観察が必要だと考えます。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
不妊治療歴5年。長い道のりでしたが、35才にしてやっと赤ちゃんが預かりました。これも一重に先生を始め、スタッフの皆さんのお陰です。本当に有難うございました!!(メッセージBOOKにも随分はげまされました!)
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