山下レディースクリニック
刺激方法
2009年12月3日
お返事ありがとうございました。
その後、茶おりが多くなり妊娠検査薬を使ったところ陰性。
生理がきてしまいました。
今後ですが、夫は体外に抵抗があるみたいで「自然かAIHでいいんじゃない?」と言います。
体外は受精確認のためもあって1度しましたが、6個中1個のみ受精。グレード3をその周期に移植しましたがダメでした。
今回6回目のAIHがダメだったので、少しでも良い状態で次のAIHをしたいと思います。
クロミッドを飲むと卵の成長は良いですが内膜が薄く、プレマリンやエストラーナで補っても8ミリほどです。
HMG注射の時は卵の成長は良く、内膜も10ミリ以上ありましたが、OHSSになりそうでした。
ゴナピュールの時は卵が育たずリセットさせました。
こんな状態ですが、どの刺激方法が良いのでしょうか?
できれば2回目の体外に向かいたいですが、費用もかかりますし、夫の反対を押し切ることはできません。
AIHでなんとか・・・と悩んでいます。
また卵管造影検査をしたのが1年以上前になるので、今周期にもう一度しようかと思っていますが、意味はありますか?
ドナルドさんご夫妻の経過で気になるのは、前回の体外受精で6個採卵できたにもかかわらず、1個のみしか受精しなかったという点です。残りの5個がどのような状態で受精に至らなかったかにもよりますが、担当医、ご主人を交えてよくご相談のうえ、できれば顕微授精に進まれることをおすすめします。
AIHを続ける場合でも、以前、受けられた子宮卵管造影で通過性が確認されているようなら、まだ再度、受ける必要はないでしょう。子宮内膜に関しては8ミリあれば、妊娠は可能ですよ。この値は、月経周期のいつ測られた数値でしょうか? 肝心なのは、着床時期の厚さです。なお、ゴナピュールも、hMG製剤も、どちらも同じ下垂体性性腺刺激ホルモン注射ですので、大きな反応の違いは、その周期のコンディションによるものと考えます。AIHでは、体外受精と違って排卵する卵子の数を調整できませんので、極端な数の多胎妊娠を避けるため、やはりhMG製剤ではなく、クロミフェン製剤を併用しながらのAIHのほうが安全ではないでしょうか?
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
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ステップアップの為訪れ、一回目の排卵で無事妊娠!!先生方の的確な処置と、ストレスを抱えさせない対応でリラックス出来た結果だと思います。(仕事を休職してストレスが減ったのも大きいかも…)本当にお世話になりました。(35才・治療3年目)
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