山下レディースクリニック
HCG注射 黄体ホルモン補充
2010年4月13日
不妊治療1年半の者(37歳)です。
ずっとタイミング療法のみで頑張ってきましたが、最近の血液検査で高温期7日目のプロゲステロン値が11で、
また高温期が11〜12日と短め、低温期との差が0.3-0.4℃くらいしかない為、排卵確認後HCG注射(1本)をしました。
これをほど4ヶ月ほど繰り返しましが妊娠にいたらず、次回からHCGの量と回数を増やす予定です。
毎回のことなのですが、HCGの注射を打ってもすぐには高温にはならず、2,3日後からやっと高温になります。
注射を打つ前は排卵後すぐに高温になったのですが、何かHCGと関係はありますか?またHCGの量と回数を増やすのに不安がありますが、副作用など大丈夫でしょうか?
高温期中期のプロゲステロンの値が10g/mln以上あり、低温期と高温期の体温差が0.3度以上あれば、黄体機能不全ではありませんよ。私は、黄体補充のためのhCG増量の必要はないと考えます。hCGの過剰摂取は次周期の卵胞の成長に影響を与えるという報告もあります。排卵誘発剤で卵胞の成長を助け、間接的によい黄体をつくるという 発想のほうがいいかもしれませんね。よく主治医とご相談になってください。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
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タイミング→人工授精→体外受精へとどんどんステップアップしていき、この度移植2回目で妊娠できました。山下先生はいつも忙しい中でも私の不安にきちんと応えて下さり、心から信頼していました。また、初めての採卵で、いたくて怖がっていた私の手をずっとにぎっていて下さった看護師さん(可愛くて大すきでした!)スタッフの皆様、本当にありがとうございました。辛かった不妊の生活も、山下先生に出会えたことで、救われました。まだ元気な赤ちゃんを見るまで不安はありますが、お腹の子を信じてがんばります。本当にありがとうございました。
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