山下レディースクリニック
刺激の方法について
2012年1月18日
山下先生、早速のお返事ありがとうございます。
丁寧なご対応に感謝いたします。
重ね重ねの質問で恐縮なのですが、
1、昨年1月に卵巣刺激を行い、3回の移植の中で生理周期が36日〜44日と伸び、不順になったような気がするのですが、これは刺激や移植の際に薬を使用したことと関係ありますでしょうか。現在は48日目になってしまいました。(最後のHR補充凍結胚盤胞移植は10月でした。)
もし関係がある場合、これは治療の過程である程度見込まれることであり、ゆくゆくはもとに戻るものと考えて良いのでしょうか。
2、治療を開始した当初は言われなかったのですが、最近になって多嚢胞ぎみといわれました。薬を使うことでも多嚢胞が引き起こされたりすることはあるのでしょうか。またこの場合も、治療の過程で見込まれることと考えて良いのでしょうか。
気持ちとしては、担当医と山下先生のおっしゃることが理解でき、私もそのほうが良いと思うので、刺激で進めようと思っているのですが、3回の失敗ということでどうしても慎重になってしまいます。
お忙しい中お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
1、一時的にホルモンバランスが乱れている可能性もありますが、ホルモン製剤の影響にしては時間が経ち過ぎていますね。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の原因は、まだよくわかっていませんが、加齢とともに排卵しづらさが悪化することで知られています。もし月経周期が長くなっているのがPCOSによるものだとすると、排卵誘発剤などの薬剤を使わずに周期を短くするのは難しいかもしれません。
2、ホルモン製剤がPCOSの引き金になることはないと考えます。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
不妊治療は、人それぞれだと思います。すぐに赤ちゃんを授かる人もいれば、なかなか授からない人。だから、人と比べる必要はなく、自分のペースですればいいと思います。自分が納得いくまで、山下先生を信じて治療すれば、必ず、いい結果が出ると思います。本当に、山下先生をはじめスタッフの方々に感謝します。ありがとうございました。決して、焦らず、いい結果を信じて頑張って欲しいと思います。
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