山下レディースクリニック
凍結胚移植の前処置について
2009年7月30日
こんばんは、いつも丁寧に質問に答えてくださりありがとうございます。
今周期凍結胚盤胞移植予定です。
移植は周期22日目を予定しており、現在エストラーナテープを使用しています。
周期17日目に、内膜に傷をつけ着床しやすくするという処置を予定していましたが、その日に私が都合が悪く、少し早い周期15日目に処置することになりました。
内膜に傷をつける処置は、ネットで検索してもあまりヒットせず、その処置は大丈夫なのかと心配になりました。
あと処置を移植5日前に予定していたのが、7日前にすることで意味がなくなるのでは・・・との不安もあります。
山下先生は、この前処置についてどのような見解をお持ちでしょうか??
お忙しい中とは思いますが、ご意見を伺えると幸いです。
よろしくお願いします。
子宮内膜に傷をつけてから胚を移植するという方法は、『ふも』さんがインターネットで探されても見つからなかったことからもおわかりのように、、あまり一般的なものではありません。
子宮内膜に少しの傷をつけておくと、着床が促進されるというデータは以前からありました。そのことを応用されているのだと思いますが、実際に有効かどうかは証明されているとは言えないと思います。症例を積み重ねていく中で本当に効果があると認められれば、どこの施設でも行われるようになるでしょう。現時点では、試行的な段階のものだろうというのが私の考えです。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
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山下先生、スタッフのみなさま、今まで本当にありがとうございました。念願の赤ちゃんを授る事ができ、とてもうれしく思ってます。感謝の気持ちでいっぱいです。元気な赤ちゃんを産んで、また、山下レディースクリニックにお顔を見せに行きます。本当にありがとうございました。
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