山下レディースクリニック
凍結胚移植のホルモン補充周期について
2010年11月24日
先日はお忙しい中、丁寧な回答ありがとうございました。凍結胚移植を、ホルモン補充周期ですることになっていたのですが、D17で内膜6ミリと厚くならず結局、移植キャンセルになりました。
次回もホルモン補充周期での移植にチャレンジするようです。
エストラーナテープを生理初日から隔日で4枚づつ貼ることになりました。(今回は2枚づつでだんだん増やしていく方法でした)
2回続けてキャンセルになるのではないかと心配してますが、先生のクリニックの場合、ホルモン補充周期が2回続けてキャンセルになった方はいらっしゃいますか?
この場合、自然周期での移植になるのでしょうか?
ホルモン補充のエストラーナテープの枚数を変えるだけで内膜が厚くなる場合もあるのでしょうか?
年齢も39歳になり、キャンセルになった焦りもあり気分がモヤモヤしてます・・。
他に、内膜の厚くなる方法?などありましたら教えてください。
さぞ、気のものめることとお察しします。卵胞ホルモン剤を増量して、子宮内膜が厚くなることを期待されるとのこと。次回は、うまくいくことを期待します!
ただ、子宮内膜側の感受性が落ちていたり、子宮内膜の基底層の組織に問題があったりする場合には、卵胞ホルモン剤の増量では難しいかもしれませんね。残念ながら、これを乗り越える、画期的な解決策がないのが現状ではありますが、骨盤内の血流をよくするための遠赤外線療法や岩盤浴、半身浴、適度な運動などを試されることをおすすめします。
当院でも2回キャンセルとなった方はおられますが、最後まで戻せなかった方はおられません。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
通院して1年が過ぎ、今回卒業ということで、嬉しい気持ちでいっぱいです。悲しい出来事もたくさんありましたが、先生、スタッフの皆さんのお陰で、乗り越えられたと思います。本当にありがとうございました。
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